【遺品整理の実例】1階建て1LDKの遺品整理の実例
お住いの方のお姉さまからのご依頼でした。
弟さまが施設に入居された後のお部屋の片付けでしたが、お家の明け渡しが10日後に迫っており、お急ぎのようでした。
見積もりの後、他社さまと比べられ退去5日前に作業依頼を受けました。
こういった借家の場合は、月末の明け渡しが多く、作業依頼も多くなります。こちらの場合も同様で、月末までに明け渡しが必要でした。スケジュールがいっぱいでしたが、急遽スケジュールを組み替え、何とか退去に間に合わせることが出来ました。
また、お姉さまには不明な「部屋の備え付け」と「後付けで取り外すもの」の区別は、直接大家様に確認をとり、お姉さまに負担を軽減することが出来ました。
作業前後の写真
作業前
作業後
【遺品整理の実例】マンションの遺品整理の実例
今回のご依頼主は、マンションを所有する60代の女性の方でした。
所有しているマンションの一室には息子様がお住まいだったそうです。
お母様は、息子様がお亡くなった後、次の入居者のことを考えてリフォームを考えており、リフォーム業者を介して「マンションの遺品整理をお願いしたい」とご依頼がされました。
亡くなった息子の遺品整理を、全て自分でしようとしていた
はじめは自分で全て片付けようとしていましたが、時間がかかることと大きな家具を一人では運び出せないことから今回の依頼に至ったようです。
作業を手伝うことで作業時間と費用を抑えたい
事前の打ち合わせの中で「終日作業を手伝うのでなるべく費用を抑えられますか?」という質問がありました。
依頼主様も同じマンションに住んでおり、連携して作業しやすいこともあったので、今回はお手伝いして頂き、価格もその分割引という形になりました。
息子様の御品整理作業の流れと注意点など
ここからは、実際の作業の流れとポイントを、打ち合わせの段階から詳しく解説していきます。
作業前:打ち合わせはとてもスムーズに
通常、マンションの一室などの遺品整理はその物件を所有する管理会社様を交えての打ち合わせになります。
その理由としましては、エアコンなど備え付けの家具を置いている場合があるからです。
家具が備え付けの場合、管理会社様の所有物になってしまいますので「本当に取り外していいものなのかどうか」というのは現場のスタッフには判断できません。
なので、本来であれば管理会社様との打ち合わせも必要になります。
しかし、今回はマンションを所有されているのが依頼主様でしたので、そういったやり取りもスムーズに行うことが出来ました。
ここからは、実際の作業の流れを紹介していきます。
9時~12時ごろ:細かい遺品を分別しながら搬出
まず初めに、大きい家具などを搬出するスペースを確保する為に、細かいものを不燃物や可燃物など6種類ほどに分別していきます。
地域によって分別するものが指定されていることもあるので、しっかりと確認しながら分けていきます。
一部、依頼者の方が事前に片付けてくださっていたのですが、分別していない状態で袋にまとめてあったので、一度すべて手作業で仕分けいたしました。
場合によっては、回収業者の方に引き取ってもらえない可能性もあるので、仕分け作業はしっかりと行います。
12時~14時ごろ:仕分けた不要品と家具を搬出・積み込み
仕分けた不要品と、大きな家具を搬出して回収車に積み込みます。
廊下を通るので、近隣に住む方の出入りがある場合には、いったん手を止め安全に作業を進めました。
比較的広い廊下だったのですれ違うことも出来たのですが、壁や人と接触してしまう危険性もあるので、配慮は怠りません。
15時ごろ:エアコンの取り外しと掃除をして作業完了
最後に、エアコンの取り外しとほこりなどの掃除を並行して行っていきました。
事前の打ち合わせの中で「エアコンは取り外してもいい」との事でしたので、取り外して引き取る形となりました。
息子様の写真や収集品などを引き渡し
今回の遺品整理の中で亡くなった息子様の「写真」や生前集められていた切手などの「収集品」が出てくることがありました。
打ち合わせの段階で不要品とそうでないものをリストアップしておくのですが、リストアップするものはパッと見渡して目に見えるものであることがほとんどです。
作業中にリストに載っていないものが出てきた場合、一時的に仮置きしておき、作業完了後に確認していただいています。
今回は、息子様の写真と切手などの小さい収集品を、依頼主様にお引渡し致しました。
お客様のお声
息子様の写真など「ないだろうな」と思っていたものが出てきたそうで、大変喜ばれていました。
生前の息子様のご趣味であった切手などの収集品も「遺してくれたものなので」と引き取りを希望されていました。
まとめ
多くのお客様に見られがちなのが、「遺品整理は全て自分でしたい」と思って少しずつは片付けているけど、全然進まず時間だけが経っていっているというケースです。
大事な身内の遺品整理に関しては、やはり、知らない業者に依頼することに抵抗がある方も少なくありません。
しかしながら、机やタンスなどの大きな家具を一人で撤去するには時間も体力も必要です。
アーチグリーンでは、依頼主様の心に寄り添って、十分お話を聴き、遺品整理をサポートさせていただきます。
まずは、お悩みやご不安点をご相談くださいませ。
物量 | 3t |
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間取り | 1LDK |
人員 | 2人 |
作業時間 | 約6時間 |
料金 | 税別183,000円 |
ご依頼いただいた作業 | 不用品買取, 遺品整理 |
作業前後の写真
作業前
作業後
【遺品整理の実例】2LDKのマンションの遺品整理の実例
病院で亡くなられたお一人暮らしの男性のお家でした。マンションの2階、ドアを開けた玄関から物で溢れ返っていたお部屋です。
袋に詰めてあるゴミもありましたが、分別が出来ておらず、地域の定期回収では回収をして貰えなかったようです。ご家族が他府県の方であったため、自分たちで「分別しながら捨てる」ことが、時間的にも知識的にも困難であったため、当社に依頼がきました。
支払いの明細書や、手紙写真を残して置いて欲しいとのご要望があり、既に出来てたゴミ袋も、再度開封しながら作業を行いました。
長らく疎遠であったご本人の思い出が蘇り、また逝去後の処理もスムーズに進み、非常に満足いただけました。
このようにお一人暮らしの方の場合は、ご家族が、お亡くなりの連絡や、各種契約会社の解約などの手がかりを遺品から探すことも多々あります。
作業前後の写真
作業前
作業後
【遺品整理の実例】不動産屋からの依頼/引っ越し後の残置物の遺品整理の実例
今回は、以前よりご利用いただいている不動産業者様からのご依頼で、引っ越し後の不要品など、残置物の撤去をいたしました。
期日までに費用を抑えつつ残置物を片付けたい
不動産業者様の多くが抱えるお悩みとして、以下のものがあります。
- 入居者様の都合上、残置物を早めに片付けたい
- なるべく費用を抑えたい
これらのお悩みから、「残置物撤去で、早く対応して頂けるところを探している」とお問い合わせいただくことも多くあります。
今回の残置物の撤去作業における内容とポイント
今回の作業では、「どれだけ早く作業を開始できるか」という点が大きなポイントです。
この点を調整できるかどうかで、次の工程の開始時期などが変わる可能性がありますので、お客様の要望に応えられるよう尽くしました。
では、詳しい作業内容を紹介致します。
作業前:ご依頼と打ち合わせ
不動産業者様とのやり取りは、多くの場合電話で行います。
今回は、ご連絡いただいてから2週間後に作業開始いたしました。
別件の作業や見積もり等の兼ね合いもありますので、ご依頼から作業当日まで最短でも2週間程お時間を頂いています。
作業中、大きな音が鳴ることもありますので近隣にお住まいの方にもあらかじめご挨拶に伺いました。
作業当日
9時:残置物の仕分けと片付け
初めに、各部屋にある不要品を片付けていきます。
不燃物や可燃物などを、地域ごとの分別表に従って仕分けました。
今回は食器などの生活用品が多かったので、仕分けも比較的スムーズに進みました。
仕分けたものを一箇所にまとめてしまうと、その後の動線が潰れてしまいかねません。
なので、逃がす場所をしっかり考えながら作業に当たりました。
今回、一部屋だけ物置のようになっているお部屋がありました。
このようなお部屋ですと、隠れた場所から電池やケーブルなどの細かいものが出てくる場合がありますので、うまく連携を取りながらしっかりと片付けます。
11時頃~:残置物の搬出と積み込み
引っ越し後のお部屋は基本的に不要品しか残っておりませんが、片付けを進めていくうちに「これは必要なのではないか」と思うようなものが出てくることもあります。
業者様やご依頼主様によってはそういったもの(例えば、契約書類など)を探してほしいといったご要望があることもあります。
ご要望がない場合でも、こちらで判断しかねるものが出てきた場合には、いったん置いておき、作業終了後にご確認頂いております。
貴重品などがないか、最終チェックをしながら積み込みを行いました。
~17時:エアコンの取り外しと掃除
エアコンを取り外して搬出します。
一軒家の片付けでは、その後のお家の処遇(貸出・売却・取り壊しなど)が決まっていない場合が多いです。
その為、壁や床に傷をつけないよう、慎重に作業しました。
最後に、ほこりなどの掃除をして作業完了です。
まとめ
今回の作業時期は、台風が近づいている時期でした。
まとめた袋や搬出した家具などを外に仮置きすることもあるので、風の影響などを考慮して、中止することがあります。
その為、打ち合わせの段階で予備日を設定し、期日までには作業が完了しているよう調整いたします。
アーチグリーンでは、今回の様な「引っ越し後の残置物の撤去」も受け付けております。
急な単身赴任などで、必需品だけ持って引っ越しという場合、不要品をどうするかお悩みの方は一度アーチグリーンまでご相談ください。
物量 | 4t |
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間取り | 3LDK |
人員 | 2人 |
作業時間 | 約8時間 |
料金 | 税別220,000円 |
ご依頼いただいた作業 | 事業者・自治体の案件, 残置物の撤去 |