「遺品整理を業者に依頼する場合、作業当日は自分たちも現場に行った方がいいのかな?」と疑問に思うことがあるかもしれません。
実家の片付けなどで、「ブランドバックや宝石、骨董、いろいろな趣味があった方は、立会される方をおすすめします。
思い出していただければ、自慢をしていたものがあるはずです。
そこで今回は、遺品整理の作業当日の立ち会いについて、お伝えしていきます。
遺品整理の立ち会いは必要という訳ではない
そもそも、遺品整理の作業当日の立ち会いは、必ずしも必要という訳ではありません。
- 遠方にお住まいの方
- 大家さんや福祉施設のスタッフさんなど第三者の方
上記のような方には、立ち会いのないプランが提案されることが多いです。
「必ずしも遺品整理に立ち会わないといけない……」と思うと、遺品整理が負担になりがちですが、実際は柔軟な対応が可能で、ご依頼者様の負担が少なく済むよう工夫されています。
※当社「アーチグリーン」にも、立ち会いなしで遺品整理をすべて任せていただける”らくらくプラン”があります。
立ち会い無しの遺品整理の流れ
立ち会い無しで業者に任せる遺品整理の流れは、大まかに言うと以下のようになります。
- お問い合わせ
- 無料お見積り
- 契約
- 作業を任せ、報告を受ける
- 遺品整理完了
以下で、立ち会い無しで遺品整理を業者に任せる場合に知っておきたい、ちょっとしたポイントを挙げてみましょう。
ポイント1.お見積りについて
遺品整理作業に立ち会えない場合であっても、お見積りには立ち会いを頼まれることが多いです。
それは「大切な遺品が無くなった!」というようなトラブルを防ぐ目的で、お家に何があるのか、全体的に把握してもらうためです。
もちろん完全に把握することは難しいですが、通常なら見逃しがちな引き出しなども、業者と一緒にチェックして、中身が何なのか確かめます。
お見積りの金額に納得がいけば、”立ち会い無し・遺品整理作業”の契約をします。
ポイント2.鍵について
作業当日に遺品整理業者が家に入るための鍵は、郵送するか(返却も郵送)、キーボックスを準備して暗証番号を伝えるかして、預けます。
ポイント3.作業後について
鍵の手配が終わった後は、ご依頼者が特に何もしなくても、遺品整理作業は完了します。
遺品整理・片付けをした証拠として現場の写真が送られ、さらに遺品整理業者がプロの目で必要だと判断した遺品が、郵送されてきます。
遺品整理の立ち会いをする大きなメリット
ここまで述べたように、遺品整理作業を立ち会い無しで任せられるなら「立ち会い無しの方がずっと楽だし良いのでは?」と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし実際は、遺品整理作業に立ち会うからこそ、得られるメリットも数多くあるのです。
- 遺品をひとつずつ確認して仕分けできる
- 懐かしい思い出に触れられる
特に大きなメリットは上記2点。次の項目で詳しく見ていきましょう。
1.遺品をひとつずつ確認して仕分けできる
立ち会い無しの遺品整理の場合でも、残した方がいい遺品と、それ以外の不用品の仕分けは責任を持って行われます。
しかしやはり、遺品をひとつずつその場で確認して仕分けていく方が、より自分の意に沿った整理ができるのは確かです。
「捨ててほしくない物を捨てられてしまった!」ということがないので、安心できます。
2.懐かしい思い出に触れられる
仮に、幼少期を過ごした実家で遺品整理の立ち会いを行う場合、家の中に入るだけでも懐かしい気持ちになります。
実際に当社に依頼をくださった方の中には、実家の部屋の様子(昔使っていた勉強机など)を記念に写真に撮られて、思い出を噛みしめている方も多くいらっしゃいました。
また、家族ぐるみで仲良くしてくれていたご近所さんが、家を訪ねてこられるケースもあります。
縁のあった方々と、故人の昔話に花を咲かせることで、悲しい気持ちが少しでも和らぐかもしれません。
遺品整理に立ち会う場合は何をすればいい?
遺品整理業者の作業に立ち会う方が行うことは、主に残す遺品・処分する遺品の確認です。
先ほどのメリットの項目でも述べましたが、その場で直ぐに確認をする方が、仕分けの精度が上がり、思い通りの遺品整理ができます。
作業員が遺品の確認をお願いするので、それに対して「要る」「要らない」と判断すれば大丈夫です。
あとは、家の損傷具合の確認も行うことがあります。
作業当日に立会人が行うことはそれくらいで、不用品の処分の手配をしたり、重い物を運んだりする必要はありません。
※ただし、遺品整理のプランによっては、不用品の処分を自分で行う(クリーンセンターに持ち込むなど)ことで、料金が安くなるものがあります。
1日中遺品整理に立ち会う必要はない
「1日中、遺品の仕分けをするのは疲れる……」と思うかもしれませんが、終日遺品整理に立ち会う必要はないので、ご安心ください。
1日のうち数時間でもいいですし、時間をとることが難しい場合は、作業の前後に遺品の確認をするだけでも大丈夫です。
遺品整理作業の合間に、故人が生前お世話になった病院へ挨拶に行ったり、外にご飯を食べに行くことができます。
その間、遺品整理業者は責任を持って作業を続け、至急確認が必要な物が出てきた場合は、携帯電話で連絡します。
まとめ
以上、遺品整理業者の立ち会いに関する情報をお伝えしました。
- 遺品整理業者の作業に必ず立ち会う必要はない
- 1つ1つの遺品を自分の目で仕分けできることが立ち会いのメリット
- 立ち会う場合でも、1日中立ち会う必要はない
遺品整理に関して、”正解の方法”というものはありません。
遺品整理業者に任せるにしても自分でやるにしても、また立ち会いをするにしてもしないにしても、ご自身が負担にならない方法を選ぶことが1番かと思います。
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