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老前整理を50代で始める3つのメリット。早めの行動で快適な余生を!

「老後を迎えるにあたって、住居の整理整頓はいつか行うべきなのだろう?」

「50代から老前整理を行った方がよいとテレビで見たけど、本当に必要なのだろうか?」

 

50代を迎え、子供達も家から離れ夫婦2人での生活がはじまると、老後の暮らしついて考える機会が多くなるのではないでしょうか。

そんな中、老後を迎えるにあたって気になるのは、「住居の整理整頓をいつからはじめるたらいいのか」という点かと思います。

今回は、50代で老前整理をはじめるメリットや、老前整理の方法についてお伝えします。

老前整理とは

そもそも「老前整理」とは、老いる前の気力、体力、判断力のあるうちに身の回りの整理をすることです。

似たような熟語でよく聞く言葉に、「生前整理」がありますが、老前整理とは少し意味合いが異なります。

生前整理は、残された家族のために、自分の死後に家族が困らないよう整理をすることを意味し、身体が衰えた老後に身辺を整理するイメージがあります。

一方、老前整理は「老後快適な暮らしができるよう、自分が健康なうちに整理をする」という老後を迎える前に身辺、特に住居内を整理することを言います。

今、テレビなどのメディアでは「生前整理を間違いなく行うためにも、老前整理を早めに行いましょう」と取り上げられることが多くなり、老前整理という言葉を、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

老前整理を行う3つのメリットは

それでは、そんな老前整理を行うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

老前整理を行うメリットは大きく分けて3つあります。

  • 老後を安心・安全に暮らせる
  • 人との交流が増え、豊かな老後を過ごせる
  • 家族に喜ばれる

 

老後を安全・安心に暮らせる

50代以降骨折リスクが高まる
50代で老前整理をしておくと、老後を夫婦で安全・安心に生活できる可能性が高くなります。

そもそも、人間は加齢が進めば進むほど、家の中でモノにつまづいて怪我や骨折をするリスクが高まることがわかっています。

実際に、ある調査では、50代と比較して60代の骨折率は約3倍にまで増加するとの報告もあるようです。

特に、女性の骨折率は60代になると急増すること言われており、家の中での怪我のリスクを避けるためには60代になる前に、家の中の整理・整頓をしておくことが重要となります。

夫婦で安全・安心に老後の生活をするためにも、50代に老前整理をしておくとよいでしょう。

 

人との交流が増え、豊かな老後を過ごせる

健康なうちに身辺整理を行っておくと、老後に対する懸念事項が減り心に余裕ができることで、老後、積極的に家の外に出たり、人を家に招く意欲が生まれやすいです。

60代になると、会社勤めの方の多くは定年を迎え、物理的に人との交流機会が減少します。

ですので、定年後は自ら人に会いにいくか、家に人を招かないと、人と交流する機会には恵まれません。

老前整理を行い、老後に人とのコミュニケーションをつくる時間を積極的につくることで、知人や友人に囲まれた楽しく豊かな老後を過ごすことにつながるかと思います。

 

家族に喜ばれる

老前整理を行うことは、自分だけでなく家族にとっても大きなメリットがあります。

自分の死後に家族が困らないよう整理をする「生前整理」を間違いなく実施するためにも、老前整理が大切とメディアで取り上げられてると、先ほど話をしましたが、老後になって生前整理を行えず亡くなってしまう方は、残念ながらみなさんが思っていらっしゃるよりも多いです。

「自分はまだ大丈夫」と思って過ごしていても、急に、病気になる回数が増えたり、身体的不調が現れるのが老後です。老後になってから身辺の整理をすると決めていても、実際には体が思うように動かず、結局住居の中の整理を本人が亡くなってから家族が行うというケースが大半なのです。

そうなると、故人にとって思いで深いアルバム写真など、家族にとっては捨てるべきか判断の難しいものも家族が考え処分しなければならなくなります。

老後の整理ができず亡くなってしまうと、その後、住居内を整理する家族は、精神的にも時間的にも負担が大きいので、家族の負担を減らすためにも、早め早めに老前整理を行うとよいでしょう。

 

老前整理を50代で行うべき2つの理由

老前整理を始める年齢に正解はありませんが、あまりに早すぎてもその後の生活がしにくいですし、遅すぎると老後を迎えてしまいます。

そこで、以下の理由もあり、50代から老前整理を始めることをおすすめします。

  • 50代は片付けに必要な筋力が残っている
  • 60代になると判断力が鈍る傾向にある

 

50代は片付けに必要な筋力が残っている

50代筋力維持

片付けの際、発生する不要品の中には、大型のものや重いものなどもあり、家全体の片づけを行うのは想像以上に体力が必要です。

しかし、人間の筋力は60代になると急激に衰えることがわかっており、60代に入るとグンと体力が低下します。

実際に、筋肉量について調べたあるデータによると、20代から50代の変化率は横ばいですが、60代になると一気に下降するという傾向があります。

筋肉が落ちると、ものを運搬するスピードも遅くなりますし、片付けるのにも時間がかかってしまうので、できるだけ筋力が残っていて体力のある、50代のうちに老前整理を行うとよいでしょう。

 

60代になると判断力が鈍る傾向にある

住居の整理には「判断力」もキーポイントとなります。

住居の整理で大切なことのひとつは、必要なものと不要なものを瞬時に判断し分別できる力です。

みなさん片付けをされている中で何度かご経験があるかと思いますが、「必要・不要の判断がつかずに片付けが一向に進まない」ということです。

60代になると、サクサクと片付けを進めるための判断力も低下してくるので、判断力が落ち始めると言われる50代できれば前半のうちから老前整理を行うのが望ましいのです。

50代で老前整理を行うきっかけとは

50代から老齢整理を行った方がよいとわかっていても、やはり大がかりな作業となる老齢整理をはじめるのは面倒くさいですし、なんだか億劫ですよね。

ここでは、他の方が50代前後でどんなことを機に、老前整理を始めたか事例をご紹介します。

 

「老前整理」のテレビ特集を見たとき

老前整理の特集をテレビで見かけて、実際に整理を行っている人の姿を見ることが老前整理をはじめるきっかけになった方もいらっしゃいます。

「整理をした方がいいけど、もう少し先でいいか」と思うのが人間というものです。

しかし、「早めに行動した方がよい 」という情報がテレビなどから耳に入り、心から「やったほうがいいな」と納得できたタイミングが、老前整理を開始できるチャンスです。

鉄は熱いうちに打てといいますが、老前整理もやり始める際に必要なやる気がないうちに始めるのは難しいでしょう。

この記事もみなさんにとって、「老前整理をはじめよう!」と思えるよいきっかけになれればと思います。

 

夫婦二人暮らしになった時

50代二人暮らし
子どもが成人したり家を出るタイミングは、空き部屋が出来たり、子どもに充てる時間がなくなったりするので、改めて夫婦の生活について考える機会にもなり、老前整理をはじめるよいきっかけになっているようです。

子どもの成人を経験する親の年齢は50代が多いので、「子供が独立したら老前整理をする」と、あらかじめ決めておくのもよいかもしれませんね。

50代からはじめる老前整理の方法とは

それでは、実際にどうやって老前整理を行えばいいのか、その方法をお伝えします。

 

片付ける場所・部屋の範囲を決める

老前整理は、家の中すべてを整理する必要があるため、どこから始めればよいかわからなくなり、結局、手をつけられなくなりがちですよね。

そこで、片付ける場所の範囲や部屋単位できっちりと自分の中で区切っておくことで、「ここまで片付けられればいい」と片付けるべき場所が明確なので、片付けがはじめやすくなります。

さらに、決めた場所の片づけを終えるごとに達成感も得られるので、家中の片付けが必要で長期戦になる老前整理を継続しやくする効果も期待できるでしょう。

また、最初に老前整理を始める場所は、リビングや台所など、家族全員が頻繁に使用する場所がおすすめです。

家族共有のスペースは、雑多なものが特に溜まりがちで、家族がよく使用する場所でもあるので、整理をした気持ちよさを実感しやすいでしょう。

 

物のジャンルごとに不要なものを見極める

老前整理で処分する一般的なものには、例えば、下記のジャンルの物があります。

  • 家具
  • 衣類
  • 装飾品
  • 書籍
  • 文書
  • 食器類
  • 写真
  • 古道具
  • 雑貨 など

 

老前整理を始める場所を決めた後は、その場所にあるものをジャンルごとに分けて処分すべきものを決めましょう。

ジャンルごとで分けずに、手当たり次第に片付けを始めてしまうと、比較対象があいまいな中で処分すべきか決めなければならないので、処分する決断がつきにくくなります。

そこで、例えば棚・タンスの整理と決めているのなら、まずは服から集中的に整理するなど決め、順番に整理していきましょう。

 

片付けの期限を決める

先ほども話が出ましたが、老前整理は基本的に面倒くさく感じがちで億劫になりやすい作業です。

「少しずつやろう」などと決めて老前整理をすすめていくと、気づいたら全然進んでおらず、中途半端でやめてしまったなどの話もよく耳にします。

片付ける範囲・ジャンル分けが終わったら、次はそこの範囲の片づけを終わらせる期限を決めて、その期限を目安にして、計画的に老前整理をすすめましょう。

老前整理を成功させる3つのポイント

老前整理の方法について紹介してきましたが、「老前整理に行き詰まりそう!」と心配な方のために、老前整理を成功させる3つのポイントについてお伝えします。

 

処分すべきか迷ったら5W1Hで考える

老前整理をするにあたって、処分すべきかの判断基準は下記のようなものではないでしょうか?

  • 自分が70代になっても必要なものか
  • 家族にとって必要なものか

しかし、こちらの判断基準だけでは、処分すべきかどうか迷ってしまうものも出てくるかと思います。

そんな、処分するかどうか迷った時には、5W1Hを活用して判断内容を整理・判断するポイントをつくることが有効的です。

例として、チェックのシャツを捨てるかどうか迷っているとします。

  • WHAT: チェックのシャツを
  • WHY: 普段着用に買って
  • WHEN: 最後は1年前に使用して
  • WHERE: 友達とごはん行く時に使用して
  • WHO: 自分のもので
  • HOW(much): 1万円くらいした

5W1Hを活用すると、迷っているチェックの服をなぜ買って、どんな使用状況で、どのくらいの価値があるものだったのか自分の中で整理ができます。

その時点で、モノと自分との関係を客観的に見ることができるので「いらないな」と自然に判断がつくこともありますし、関係性の整理だけでは決められないという人は、5W1Hの項目の中に判断基準をつくってそれに適合しなければ捨てるといった活用方法もあります。

例えば、「WHENで1年以上使用していないものは捨てる」と基準を設けておいて、それに当てはまったら考えずに捨てると決めるなどです。

老前整理を実践していて処分の判断に迷った時は、試してみてください。

 

一気に片づけをやろうと思わない

老前整理を開始すると、初めの内は「一気にやりたい!」と思いがちですが、あまり意気込んではじめてしまうとくじけて老前整理をやりきれない場合があるので注意が必要です。

これまでの人生で溜まったモノを1つ1つ決断し整理するのは、それ相応の気力・体力が必要となるので、「少しづつしかできない」とわかった上で進めるとよいでしょう。

小さな片付けの目標を立てて、少しずつ計画的に老前整理をすすめましょう。

 

完璧を目指さない

先ほど、一気に片付けようとしないと話をしましたが、「完璧を目指さない」ことも大切です。

掃除は完璧にやりきることを目指しすぎてしまうと、作業が進まないことがあるので「とりあえず大よそ片付けられたらいいや」ぐらいの気持ちで、地道にコツコツとやっていくとよいでしょう。

また、老前整理に明確な基準はありません。

老後までは少し時間がありますし、完璧に片づけ過ぎてしまっても人によっては老後に生活しにくさを感じるかもしれません。

老前整理を自分にとって満足いく形で成功させるには、完璧に掃除することを目指すのではなく「そこそこ老後の生活への準備ができた状態」を目指すとよいかと思います。

まとめ

老前整理は、老後の体が動きにくくなったときに家の整理に労力を取られないように、健康なうちから老後不要になるであろうモノを処分することで、快適な余生を過ごすことを目指す行為です。

「健康で元気なうち」というだけで、はじめるタイミングは人それぞれですが、50代を1つの基準にして老齢整理をはじめると効率的に進めやすいでしょう。

しかし、早くからはじめたしてもなお、人生でため込んだ大量のモノと向き合い自分だけで処分するのは、相当な気力や体力が必要です。

「自分たちだけで老前整理を行うのは難しい」と思われる方は、老前整理の業者に依頼する事も一手だと思います。

場合によっては業者も活用しながら、自分の納得できる老齢整理を実施してみてくださいね。

 

大阪で老前整理について相談するならアーチグリーンまで!

この記事を書いた人

東 藍

東 藍

【生前整理診断士】
遺品整理・生前整理でお悩みなら何でもご相談ください。
私たちがお手伝いできることがたくさんあります。
<認定番号:39SSA01773>
一般社団法人生前整理普及協会 
https://seizenseiri.net/

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