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デジタル終活って何をすればいいの?具体的な進め方も解説

シニア男性と孫の写真

昨今、デジタル終活が注目されています。あなたが急に亡くなったあとでも、遺された家族が困らないようにデジタル終活をするという人が増えているのです。

本記事では、デジタル終活の概念や必要性、具体的にどのようなことをするのかを始め、メリットやデジタル終活の具体的な進め方について解説します。本文を読めば、亡くなったあとの心配が1つ減ることでしょう。

デジタル終活とは?

デジタル遺品の写真
デジタル終活という言葉は、「終活」という言葉と同様に、広く認知されている定義的なものは存在しません。つまり近年つくられた造語ということです。

ただ一般的に使われている内容としては、「パソコンやスマホなどの電子機器内のデータ、またはインターネット上にあるデータに対して、死後に遺族が困らないように取り扱いについて考える活動」とされています。かんたんにいえば、「デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える活動」ということです。

生きているうちに亡くなったあとのことを考えるというと、一般的にマイナスの印象を抱かれがちですが、下記で解説する通り、デジタル終活は自分のためにも残された家族のためにも非常に重要です。

デジタル遺品の生前整理はとても大切

チェックポイントの写真

パソコンやスマホ、携帯電話などのデジタル機器の中には、たくさんの情報が入っています。

高齢者であっても所有率が上がっており、平成27年度の総務省の調べによると、50歳以上のスマートフォンでのインターネット利用率が54.8%であることがわかっています。今後この数字は伸びていくことが予想され、持ち主が亡くなれば、デジタル遺品として残ってしまいます。

パスワードなどを家族に伝えていれば問題ありませんが、伝えていなければ遺族が触ることもできず、お金や記念になるような情報やデータにアクセスできなくなります。また個人情報の流出や乗っ取りなどの悪質なトラブルの可能性もあり、そのままにしておくことは一定の危険があります。

さらには相続などの問題もあるでしょう。このようにデジタル遺品の生前整理は非常に重要な問題となります。

デジタルの生前整理が必要なものリスト

チェック品、項目の写真
ここでは具体的に生前整理が必要なものを紹介します。デジタル生前整理が必要なものには、下記のようなものが挙げられます。

  • パソコン
  • スマホ(携帯電話)
  • 銀行口座情報
  • SNSのログイン情報(FacebookやTwitter、LINEなど)
  • 定期的に課金されているサービスの情報(クレジットカードやWebサイト、メルマガ等の会員)
  • その他、収入が発生しているサービスのログイン情報(株式やFX、アフィリエイトサイトなど)

詳しく見ていきます。

 

パソコン

パソコンは生前整理が必要です。パソコンには様々なデータが入っており、中には家族にも見せられないような情報や消してしまいたいデータなどもあるでしょう。亡くなってから家族が管理することは非常に大変です。そうした意味でもパソコンの生前整理は必要なのです。

 

スマホ(携帯電話)

パソコンと同じ理由でスマートフォンの生前整理も必要。パスワードで管理されているスマホは、パスコードがわからなければ画面を開くことも難しく、遺族が管理するのに苦労します。パソコンより身近であるスマホの生前整理は必須といえるでしょう。

 

銀行口座情報

口座情報も代表的なデジタル遺品となりえます。ATMで引き下ろすときには暗証番号が必要であり、ネットバンクなどであればログインパスワードやワンタイムパスワードなど、セキュリティが高いゆえの整理問題があります。こうした情報を生前に管理しなければ、遺族は手続きに困ります。

 

SNSのログイン情報

facebookやTwitter、LINEなどのSNS。多くの人と繋がれるSNSですが、生前整理をしなければ大きな問題に発展することもあります。アカウントを乗っ取られたり、故人になりすまして不適切な投稿をされるなど、多くのトラブルが考えられます。こうしたトラブルを回避するためにも、生前に整理しておくことがおすすめです。

 

定期的に課金されているサービスの情報

有料メルマガや定期便などの、定期的に課金されるサービスについても手続きしておく必要があります。クレジットカードや銀行口座がある限り、引き落とされ続けてしまいます。亡くなったあとも継続して引き落とされることがないように、整理しておく必要があるでしょう。

 

その他、収入が発生しているサービスのログイン情報

株式やFX、アフィリエイトサイトなど、何も手を付けることなく収入が発生する可能性があるものも生前整理が必要。悪質な利用はもちろん、収入によっては税金を納める必要もあります。こうした事態を回避するためにも、生前整理が必要なのです。

 

デジタル生前整理の進め方

家と遺品とチェック表
実際にデジタル生前整理を行うにあたり、その進め方について解説します。次のような手順で行えば、大きく間違えることなくできます。

1. あなたが保有するデジタル機器やウェブサービスなどをリストアップする

まずはデジタル遺品となるものをリストアップする必要があります。下記のようなデジタル機器やサービスがあればチェックしましょう。

  • パソコン
  • スマホ(携帯電話)
  • 銀行口座情報
  • SNSのログイン情報(FacebookやTwitter、LINE)
  • 定期的に課金されているサービスの情報(クレジットカードやプレミアム会員)
  • その他、収入が発生しているサービスのログイン情報(株式、FX、アフィリエイトなど)

2. ログインできるかどうか念のために確かめる

上記でリストアップしたものについて、正常にログインできるかどうかチェックします。

パソコンやスマートフォンは毎日触っているので大丈夫そうですが、SNSやアフィリサイトサイトなどは長年放置している可能性もあるため、念入りにチェックしていきましょう。

ログインできないものがある場合、問い合わせたり、パスワードを再発行するなどして対策します。

 

3. 紙にログイン情報(パスワードなど)を書き出す

すべてのログインが可能であった場合、ログイン情報(ユーザー名、メールアドレス、パスワードなど)を紙に書き出します。

パソコンにログイン情報をリスト化しても、それを紙に書き出さなければ、あなたが急死したときに取り出せなくなります。パソコンに情報を書いたままにするのではなく、必ず紙に書いて、必要であればすぐに確認できる状態にしておきましょう。

 

4. 紙に書きだしたものを家族に渡しておく

紙に書き出したものは主に家族に渡しておきましょう。家族がいない場合や家族に渡したくない場合は司法書士や行政書士、弁護士などの信頼できる人に渡しておくことがおすすめです。

すべての情報を家族に伝える必要はなく、特定の秘密情報は別の信頼できる人に渡すという方法もあります。こうした場合に、先に挙げた司法書士や行政書士、弁護士などの専門家に任せるとよいでしょう。

もちろん、上記で紹介した流れは一例に過ぎません。最近注目されているエンディングノートなどに記載して、いつでも確認できるようにしておいてもよいでしょう。大切なのは紙媒体として残しておくことです。

まとめ

笑顔のシニア男性の写真
亡くなる前に遺品整理をするとなるとマイナスの印象を抱かれがちですが、デジタル遺品については事前に整理しなければリスクがあります。リスクを回避するためにも事前にデジタル終活を進めておくことがおすすめです。

上記で紹介したデジタル遺品になるうるものをリストアップし、整理を進めていきましょう。


もし既に亡くなった故人のデジタル遺品整理を行いたい方は、下記も参照してください。

 

【コラム】関西のデジタル遺品処分業者とは。生前整理のデータや個人情報データ削除や相続について。

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