このページでは、遺品整理業者が行う「遺品整理作業の流れ(ご依頼から作業完了・支払いまで)」についてご紹介します。
この記事の後半では、一人で遺品整理をする前に知っておく注意点や、遺品整理を効率的に行うための方法の解説、さらに遺品の買取方法にも触れます。
お問い合わせの電話・メール
遺品整理でお悩みの方はまずは、お電話かメールでお気軽にお問い合わせ下さい。
実際に作業を担当するスタッフが対応いたしますので、どのような質問にもお答えいたします。
下記についてお聞かせください
- ご依頼頂くことになった経緯
- ご希望の作業日程
- 今の現場状況
見積もり(料金の提示)
適切な見積もりと、効率的な作業につながるよう、くまなくチェックさせて頂きます。
不明点やご希望は、何なりと担当者にお申しつけください。
すぐにお見積もりを出すことも可能ですが、物量が多い場合や、買取希望品が多数ある場合、人員確保や買取品の価格調査などの作業が発生するため、翌日以降のお見積もりとなります。
早く終わらせたい、価格をおさえたい、立会いなしで作業して欲しい等、ご要望やご希望がありましたら、お見積もり時にお気軽にお聞かせください。 ご希望に沿った内容でプランのご提案をいたします。
遺品整理サービス当日の作業
- 1. 現場確認
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お約束の時間に、作業スタッフが現場にお伺いします。
取り置き品・買取りご希望品などについて、作業リーダーが確認します。
- 2. 遺品分別・仕分け
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ゴミを全て分別し、仕分けします。
物品の廃棄処分にはお金がかかります。使えるものはできるだけ分別して買取りや、リサイクルすることで作業コストを抑えることができます。主に、下記のように分類を行います。 -
遺品から残すもの
- 写真(希望による)
- お手紙(希望による)
- 住所録(希望による)
- 現金
- 貴金属
- 契約書類
遺品から売れるもの(買取り可能)
- ブランド物の洋服やカバン
- 骨董品
- 楽器
- 家電
- 家具
- ブランド物の腕時計
遺品の中で意外と高く売れるもの
- 古道具(ミシンなど)
- 古書
遺品からリサイクルするもの
- ビン・缶・ペットボトル
- 鉄
- 衣類
- 紙類
遺品の中で廃棄するもの
- 燃えるゴミ
- プラスチックゴミ
- 3. ゴミの搬出
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分別したゴミを搬出し、地域の条例に沿って処分します。地域ごとにゴミ処理の提携業者と提携をしているため、その地域の条例を遵守して適切に処理することができます。
- 4. 貴重品の受け渡し
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作業中に見つかった貴重品や、あらかじめ取り置きのご希望があったお品を受け渡しいたします。
立会いなしの場合は、貴重品の一時預かりや、運送・宅配も当社で手配が可能です。
- 5. 買取り
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買取りを希望されるものがありましたら、その場で査定し買取いたします。
代金もその場でお支払いが可能です。
- 6. 清掃
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全ての家財とゴミの搬出が終わったら、掃除機がけを行います。お客様が快適な空間で現場に立ち会うことができる状態にします。
別途、お見積もりでハウスクリーニングや、オゾン脱臭を承ります。
- 7. 作業完了確認
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作業が完了した現場をご確認後、完了報告書にサインを頂きます。
料金のお支払い
その場でご精算をお願いいたします。現金の他、クレジットカードでのお支払いも可能です。 買取品がある場合は、その金額を差し引いた金額でご精算させていただきます。
遺品整理後のご相談
遺品整理は、モノを捨てるだけではありません。状況は人それぞれ違いますので、マニュアルどおりの決まったサービスだけでは、対応が難しい場合もあります。 アーチグリーンでは、遺品整理のあらゆる不安やお悩みに関し、専任の担当者がご相談を承っております。豊富な知識に基づいてアドバイスいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
- そのお値段、あってますか?「不動産の査定サービス(セカンドオピニオン)」
- 定期収入を生み出す資産活用「土地活用・運用」
- 作業完了報告書
- 専門家紹介
- 写真のデータ化・アルバム作成
- デジタル遺品・データ消去
- 形見のリペア
- 車の廃棄処分・売却
- 庭木の選定・伐採、片付け
- 空き家の管理
あらゆるジャンルの品が買取査定の対象です
ご不要になった物は、アーチグリーンにて買取いたします。
自社運営のリサイクルショップにて、直接買取り・直接販売しているため、中間マージンが発生せず、高価買取が可能です。
不要品を売ったお金で、作業にかかる費用を安く抑えることができるほか、モノを無駄にせずリサイクルできるという社会貢献につながります。
個人で遺品整理をする前に知っておく注意点3つ
事前準備を念入りに行う
遺品整理を個人で行う場合、事前準備は不可欠。事前に準備しなければ、大きな怪我につながる可能性があります。事前準備として下記のものを準備しましょう。
- マスク
- ゴーグル
- 軍手(滑り止めがついたもの)
- 安全靴
- 養生テープ
- 台車
- 工具
- ビニール紐
- ゴミ袋
- 段ボール
下記で詳しく解説します。
まず最低限、マスクとゴーグル、軍手は準備しましょう。長年のホコリ等が舞うことで体調を崩してしまうこともあります。できれば防じんマスクをし、ほこりから身を守りましょう。その他ゴーグルは目の保護のため、軍手は手を怪我しないように準備します。
また荷物を整理するために養生テープやビニール紐、段ボール、ゴミ袋を準備します。これらは引っ越しなどでも必需品であるため、馴染みのある方も多いでしょう。本や貴重品などをまとめるときに重宝します。
さらには家具解体用の工具や、運ぶ際の台車などもあると便利です。多くの家具がある場合、複数の種類の工具がなければ適切に解体できず整理に困ります。複数の種類の工具を準備し、様々な家具に対応できるようにしておき、かつ適切に運べるように台車を用意しましょう。
遺品の取り扱いに注意する
様々な遺品があるなかで、それぞれについての扱いに注意する必要があります。廃棄物の分別や貴重品、デジタル遺品などが挙げられます。詳しく見ていきましょう。
まず廃棄するものは自治体のルールを守りましょう。燃えるゴミや燃えないゴミはもちろん、リサイクルや粗大ごみはしっかりわけで廃棄しましょう。思わぬトラブルに発展するケースもあります。
次に貴重品や価値がわからないものは、査定に出すことをおすすめします。ゴミだと思っていたものが大きな価値がある可能性があります。郷土品や骨董品、美術品、着物などはこうしたケースが多いため、手元においておき査定してみることをおすすめします。
次にデジタル遺品。スマートフォンやパソコンなどのデジタル遺品は、貴重なデータや個人情報が特定できるものが入っています。これらをそのままに廃棄してしまうと、悪用される可能性があり危険です。捨てる前にデータを確認し、安全性を担保してから廃棄しましょう。
最後に仏壇仏具やお寺の返礼品などです。これらは神聖なもので、簡単に廃棄することは難しいでしょう。こうしたものはお寺などで供養する方法があります。お寺や神社に依頼すればお焚き上げしてもらえるので頼んでみましょう。
分別に困ったときの方法
遺品整理を進めていると、どれを残してどれを捨てるか悩むことが多々あります。そこでおすすめな方法は、捨てるものと捨てないもの、保留に分別して仕分ける方法です。
それぞれに段ボールを作り、まずは段ボールに遺品を仕分けていきます。迷っているものでも一時保留にすることで、数日経って改めて考えると結論が出ることがあります。何も考えずに遺品整理をしていると、時間だけが経過し進まないこともしばしば。こうした事態にならないために、分野別に分けて進めていくことがおすすめです。
効率的な遺品整理の仕方・流れ
遺品整理をするにあたり重要なこととして、効率のいい方法で行うことが挙げられます。前述の通り遺品整理は、普通にしていれば長時間かかってしまい、途中で頓挫してしまうこともあります。そのため適切な方法で効率的に進めていくことが重要です。主に下記のステップで進めると良いでしょう。
- 絶対に残すものを決める
- 残したい物リストを作る|迷ったときは2つの基準を参考に
- 写真や郵便物の判断
- 残さない方がいい遺品の種類
順に解説します。
絶対に残すものを決める
まずは絶対に残しておくものを決めます。
例として通帳や現金、印鑑、貴金属などが挙げられます。これらについては多くの人があまり悩むことなく残すはずなので、絶対に残すものとして部類分けしましょう。
残したい物リストを作る|迷ったときは2つの基準を参考に
絶対に残すものが決まれば、その他のものについて分別していきます。基本的には上記と同じようにリストを作ります。例えば時計は形見になるから残す、などです。それでも決まらない場合は、形見になるか、家族が使用できるか、という2つの基準で選ぶことをおすすめします。
故人との思い出が詰まった形見は残しておくと良いでしょう。形見を見ることで生きるうえでの活力になったり、元気をもらえたりします。一方でなんでも形見にしてしまうと整理することができません。特に大切な何品かを決めて、残りは整理することをおすすめします。
次に家族が使えるかどうかという視点です。例えば冷蔵庫などの家電は場合によっては使えるケースがあるものの、衣類などについては殆どの場合使えません。こうした判断軸で進めていくと、効率的に整理が進みます。
写真や郵便物の判断
写真や郵便物についても判断に迷う代表的な遺品です。
写真はすべて残しておきたくなりますが、膨大な数の場合は管理に困る場合も。そうした際には、シーンごとに1つ残す、家族写真は○枚まで、などというようにルールを決めて判断していくことをおすすめします。あるいはスマートフォンで写真を撮り、データとして残すという方法もおすすめです。
郵便物は重要書類がある可能性もあるため、1つ1つゆっくり吟味していく必要があります。契約書や請求書などの書類は必ず残しておき、年賀状などは適切に処分していく方法をとりましょう。
残さない方がいい遺品の種類
他方で残さないほうがいい遺品もあります。例えばメガネなどの本人以外使えないものや大量の写真、故人の趣味のものなど。
最初は残しておきたいと思いますが、時間が経つにつれて管理に困ることが往々にしてあります。遺品整理はある程度の思い切りが重要です。切ないですが整理して次に進んでいくようにしましょう。
遺品整理業者に依頼するメリットは?
遺品整理業者に依頼するメリットはいくつかありますが、最大のメリットは素早く的確に整理してもらえる点です。
賃貸物件や相続・売却などの可能性がある場合、素早く遺品整理して次に進む必要があります。個人で行うと膨大な時間がかかることもあり、間に合わない可能性があります。遺品整理業者に依頼すれば、円滑に進めていくことが可能となります。
また弁護士や不動産業者の紹介をしてもらえる点もメリットでしょう。1から専門家を探すよりもスムーズに手続きできるため、円滑に進めることができます。長年の付き合いがある専門家であれば、業務に慣れているため、そうした面でも安心です。
さらに遺品整理士の有資格者がいる遺品整理業者に依頼することで、廃棄物の分別などの自治体のルールに対し適切に対応してくれるため、トラブルになる可能性を最小限にすることができます。その他にも遺品の取り扱いや管理についても有資格者であれば一定の信頼がおけます。
良い遺品整理業者の見分け方と確認ポイント・料金相場
遺品整理を業者に任せようと思った時、下記がしっかりしている業者かを確認すると良いでしょう。
- ホームページに遺品整理の詳細がきっちり書かれているか?
- 遺族への気遣いや思いやりが言葉の端々にあるか?
- 迅速な対応をしてくれるか?
- 見積もり来訪時に、スタッフの身だしなみはきちんとしているか
- 見積もり来訪時のスタッフの人柄にひっかかりがないか?
- 会社の制服がある業者か?
- 見積書の内容や料金が明確か?(追加料金について書かれているか?)
- 遺品で残すものと残さないものが文書で明文化されているか?
- 書面でのやりとりで証拠を残してくれる業者か?
- 見積書や名刺に許可番号や所在地などを明記しているか?
- 会社名義の銀行口座を保有しているか?
- ご近所にも配慮してくれる遺品整理業者かどうか?
また遺品整理業者の料金のおおよその相場をご紹介します。ぜひ業者選びの参考にしてみてください。
間取り | 料金の相場 | スタッフの数 | 作業時間 |
---|---|---|---|
1K | 40,000円~ | 1名 | 1~2時間 |
1DK | 60,000円~ | 2名 | 2~3時間 |
1LDK | 80,000円~ | 3名 | 2~3時間 |
2DK | 120,000円~ | 3名 | 2~4時間 |
2LDK | 140,000円~ | 4名 | 3~5時間 |
3DK | 160,000円~ | 5名 | 4~6時間 |
3LDK | 180,000円~ | 5名 | 4~6時間 |
4DK | 200,000円~ | 6名 | 5~7時間 |
4LDK | 220,000円~ | 6名 | 5~7時間 |
この相場料金よりも異常に安い、もしくは高い場合は、遺品整理業者にその理由を確かめてみることをお勧めいたします。
詳しくは【悪徳業者の見分け方】遺品整理業者を料金の安さだけで選ぶのは危険! を参考にしてください。
まとめ
以上、遺品整理の具体的な作業内容、注意点、流れについて解説しました。
遺品整理はご紹介した内容でご自身で進められたら効率的に行うことができますが、時間と労力がかかることは確かです。その場合は、遺品整理業者に依頼すると、短期間で完了することができます。
【遺品整理】大阪の遺品整理はアーチグリーン|安くて安心/買取・不用品回収なら、お客様が納得・安心できる説明とご提案をいたします。どうぞお気軽にご連絡ください。